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小さな子どもでも安全に過ごせる暖房器具の使い方
2023/10/30
毎年冬が近づくにつれ、ヒーターなどの暖房器具を出すご家庭も多いのではないでしょうか。
特に小さい子どもがいる場合、子どもの体調管理のためにも暖房器具を使用することは大切です。
ただ、暖房器具は子どもが触れて火傷をしたり、火事を発生させてしまったりといった事故を引き起こす可能性もあります。
小さい子どもだけでなく、家族全員が安全に快適に過ごせるように暖房器具を使っていかなければなりません。
生活環境や家の形によって適する暖房器具も異なるので、しっかりと検討した上で暖房器具を選ぶようにしましょう。
ここからはよく使われる暖房器具の種類と特徴について説明します。
遠赤外線ヒーターは、ガスを使わずに電気を使って室内を暖める暖房器具です。
上記のようにメリットが多いのが特徴ですが、部屋全体を暖めるのには向いていません。
また、器具そのものが高温になりやすいため器具に触れると火傷の恐れがあります。
電気カーペットも遠赤外線ヒーターと同じように電気を使って暖めるタイプの暖房器具です。
ただ、体の同じ場所に長時間接していると低温やけどを引き起こす可能性があります。
また部屋全体を暖めるのには向いておらず、電気代が高くなりやすいというデメリットがあるので、部屋全体を暖めたいなら他の暖房器具がおすすめです。
エアコンは安全性も高く手軽ですが、空気が乾燥しやすいというデメリットがあります。
空気が乾燥するとウイルスが発生しやすく、加湿器を利用して部屋の湿度を調整する必要があります。
また、遠赤外線ヒーターや電気カーペットと違い、室内が暖まるまでに時間がかかるため即暖性はありません。
床暖房はフローリングの下に設置して足元から暖めてくれる暖房器具です。
設置費用が高い、即暖性が無く暖まるまでに時間がかかる、というデメリットがあります。
石油ストーブは名前の通り、石油燃料を使って部屋を暖める暖房器具のことです。
石油燃料を燃やすため高温になりやすく、空気が乾燥しやすいというデメリットがあります。
また、二酸化炭素が充満する恐れがあるため、定期的に換気をしながら使用しなければなりません。
暖房器具自体が高温になりやすいため、小さい子どもがいる場合はストーブガードをつけるなどして安全を確保しましょう。
寒い冬を室内で快適に過ごすために暖房器具は重要なものです。
ただし、子どもやお年寄りなど様々な年代の家族やペットも安心して過ごせるようにするためにも、安全には十分考慮しなければなりません。
室内を最適な温度で暮らすなら、家の気密性能・断熱性能を高めるのも効果的です。
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