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美しい庭を維持するためのメンテナンス!剪定について解説します
2024/01/13
新築時は綺麗な家も、年月が経過すると劣化します。
劣化が目立ってきたら適切なメンテナンスをしなければなりませんよね。
これは庭にも同じことが言えます。
庭木を定期的に剪定をして整えることで、綺麗な庭を保つことができます。
庭木を剪定せずにそのままにすると、木が成長して生い茂り部屋に日差しが入りにくくなります。
また、虫が湧いたり道路や隣家にまで枝が伸びたりすることで、ご近所トラブルが発生する恐れもあるのです。
限られたスペースで作られた庭では特に定期的な剪定をしなければなりません。
適切な剪定をすることで、木の高さや幅も抑えられます。
高さや幅を抑えることで、限られたスペースしかない庭でもたくさんの木々を植えることが可能になります。
また、剪定をする際に木の状態も確認できるので、病気などを発見しやすく木のケアを行うこともできるのです
庭木の剪定時期は、落葉樹・常緑樹でそれぞれ異なります。
冬に葉を落とす落葉樹は、葉が落ちている12月〜2月に剪定を行うのが基本です。
新緑の季節の4月〜5月や葉がしっかりと生い茂る7〜8月に剪定を行うと、樹液が流れ出て木にダメージを与えてしまう恐れがあります。
春・夏あたりでの剪定はしないようにしましょう。
ただし、モミジは2月に活動を始める樹木です。
その時期にモミジを剪定すると傷んでしまう恐れがあるため、モミジに関しては12月までに剪定を終わらせておく必要があります。
一年中葉をつけている樹木を常緑樹といいます。
常緑樹は寒さに弱い樹種が多いです。
そのため、12月〜2月に剪定をするのは避けた方が良いとされています。
剪定をするなら、新芽が出る3月〜4月、新葉が落ち着く5月〜6月あたりがおすすめです。
常緑樹の中でも針葉樹は寒さに強いので、冬場に剪定が可能な樹木もあります。
また、針葉樹は夏場の7月〜8月は剪定をしない方が良いと言われています。
花が咲く花木の場合、花の時期が終わってから剪定をするようにしましょう。
花芽が出てから剪定をしてしまうと、その年には花が咲かなくなってしまいます。
このように、樹木の種類によって剪定時期が全く異なるので、必ず種類を把握した上で剪定時期を決めるようにしましょう。
忌み枝とは、木の見栄えを悪くしたり生育を悪くする枝のことです。
木の剪定の際には、この忌み枝を切らなければなりません。
忌み枝の種類を3つ紹介します。
幹の根元から出ている細い枝です。
根元から養分を吸い取り木を弱らせるだけでなく、見栄えも悪い枝です。
極端に生育が早く突き出たように伸びている枝のことを言い、これも忌み枝に当てはまります。
これは木のバランスを崩す恐れがあるので、切り落としてしまいましょう。
枯れてしまっている枝のことで、見栄えが悪く変色して虫が湧く恐れがあるので切り落とします。
また、木が病気になってしまったり、台風の時に枝が折れる危険もあるので、早めに剪定した方がよいでしょう。
剪定の際には、忌み枝を気にしながら剪定を行うようにしましょう。
剪定は庭師に頼むこともできます。
しかし、庭師に依頼するとどうしても費用がかかってしまいます。
庭に木を植える際には、年間でどのくらいの費用がかかってくるのかを事前に考えておくと良いでしょう。
どのような庭にしたいかは、家づくりの段階でしっかりと考えておくことが大切です。
庭づくりも含めて家づくりの相談をしたい方は、住宅のプロにも相談してみてはいかがでしょうか。
リアライズでは家づくりに関するどんな小さなお悩み事や相談事でも、ご質問受付・対応しております。
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