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返済までの金利が変わらない固定金利フラット35の特徴やメリット・デメリットを紹介
2024/02/19
家を建てる・購入する場合、住宅ローンを利用する人が多いです。
様々な種類の住宅ローンの中で、フラット35を検討されている方もいるのではないでしょうか。
フラット35とはどのような住宅ローンか知っていますか?
返済計画を立てる上で、住宅ローンについて学ぶことはとても重要なことです。
そこで今回は、フラット35の特徴やメリット・デメリットなどを解説しています。
まず、住宅ローンには、固定金利と変動金利があります。
・固定金利:返済完了まで金利が一定であること
・変動金利:適用金利の見直しごとに金利が変動すること
フラット35とは、借入開始時から返済終了までの最長35年間、固定金利で返済できる住宅ローンです。
変動金利の場合、半年に1度の適用金利の見直しの度に返済額が変わってきます。
対して固定金利は毎月の返済金額が満了まで固定されるため、月々の支払い額を把握しやすく返済計画が立てやすいのです。
フラット35は家の設計段階と工事中、家が完成した時の3段階で検査を受けなければなりません。
審査機関で検査を受けた結果、検査に適合している建物であると判断された場合、適合証明書を受け取ることができます。
適合証明書を受け取ったら、住宅ローンを組む予定の金融機関に提出することで、ローンを受けることができるか審査が開始されます。
この審査を通ればフラット35の住宅ローンで借入を開始することが可能です。
ここからは、フラット35のメリット・デメリットについて説明していきます。
フラット35は金利が固定されるため、返済金額が毎月変わらず明確です。
そのため、月々の支払い計画を立てやすいというメリットがあります。
毎月家計簿を書いて月々の収支を計算している方にとっても、返済額がわかりやすいのは助かりますね。
金利が固定されていることはメリットでもありますが、デメリットでもあります。
なぜなら、フラット35で住宅ローンを組んだ後に金利が下がったとしても、その金利が反映されることはないため、返済金額が変わらないのです。
ただし、一定期間の借入金利を引き下げる制度のフラット35Sを利用している方は、プランによっては10年間金利引き下げでの住宅ローンを利用することができます。
ちなみにフラット35Sを利用するためには、長期優良住宅の適合を受けなければなりません。
そうなると、長期優良住宅の審査を受けるための費用や設計料がプラスでかかってくるため、初期費用が高くなってしまいます。
費用対効果を考えた上で、フラット35Sを利用するかどうかも考える必要があります。
金融機関によって金利や手数料には違いがあります。
そのため、フラット35を利用する際には、複数の金融機関を比較してどの金融機関で住宅ローンを組むのかを考えなければなりません。
フラット35のサイトを検索すると、金利情報ページで都道府県や借入額別で金融機関の比較をすることも可能です。
フラット35について詳しく知りたい方は、住宅のプロであるリアライズにご相談いただければわかりやすく解説します。
固定金利のフラット35を最近利用する人が増えています。
毎月の返済計画が立てやすいというメリットと、自分たちの返済に対する希望が合致しているという方が多いのでしょう。
ただし、住宅ローンには固定金利型と変動金利型があります。
どちらの返済方法が自分たちに合っているかは、前もってそれぞれの特徴を知った上で選ぶことが大切です。
後悔しないためにも、お金のことも含めて家づくりの勉強をするようにしましょう。
リアライズでは家づくりに関するどんな小さなお悩み事や相談事でも、ご質問受付・対応しております。
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