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太陽光パネルだけじゃない!太陽光発電に必要な設備
2024/04/10
最近では太陽光発電を導入している家も多いですよね。
太陽光発電では屋根の上に太陽光パネルを設置しますが、そのほかにも様々な設備が必要となります。
今回は、太陽光パネル以外の太陽光発電設備について解説します。
太陽光発電には太陽光パネルの他にも様々な設備が関わっています。
「どのような設備を導入すれば太陽光発電が稼働するのか知っていますか?」と聞いても、太陽光パネル以外にどんな設備が必要かを知らない人も多くいます。
ちなみに、「太陽光パネル」は「太陽電池モジュール」とも呼ぶのはご存知でしょうか。
太陽光パネルやソーラーパネルの方が馴染み深い名前ですが、近年「太陽電池モジュール」が主流となっているので、ぜひ覚えておきましょう。
ご家庭の家電製品を使うためには、100Vの電圧が必要です。
自宅の太陽電池モジュールで発電した電気は、100Vの電圧に変換しなければ家電製品に使うことができません。
太陽電池モジュール自体では電気を100Vの電圧に変換することはできないため、電気を変換できる設備が必要になってくるのです。
太陽光発電で作った電気は、パワーコンディショナーで変換することができます。
太陽電池モジュールは太陽光で「直流電流」を引き起こします。
しかし、ご家庭で使う電流は「交流電流」です。
直流電流と交流電流では電流の種類が異なるので、直流電流のまま電気を使うことはできません。
そのため、パワーコンディショナーを使って直流電流から交換電流に変換する作業が必要なのです。
そして交流電流に変換した後、家庭で使用できる電圧に調整することで初めて家電製品に使える電気となります。
次に、変換された電気を家の中に送って家電製品に電気を送らなければなりません。
変換された交流電流は分電盤を仲介し、家庭内の家電製品に送られ、そこでやっと家電製品が使えるようになるのです。
分電盤がなければ太陽光発電で作った電気は使えません。
オール電化にする場合、さらに専用の分電盤も設置する必要があります。
自宅の太陽光発電設備は、自宅で使わなかった電気を電力会社に売ることができます。
電力を売電するためには、「売電電力量計」という設備が必要です。
電気を使用する家庭の場合、毎月電力会社の人が検針に来る「買電電力量計」が必ず設置されていますが、太陽光発電で電気を作る場合は「売電電力量計」という装置も導入されます。
売電電力量計は、電力会社に売った電力を測るメーターのことです。
売電電力量計を見ることで、どのくらいの電力が売れたかがわかります。
ちなみに買電電力量計は、電力会社から購入した電力を測るメーターです。
売電の際、電気は逆方向に流れるため、買電電力量計と売電電力量計のどちらにも逆回転防止機能の付いた装置にしなければなりません。
上記の機器があることで、太陽光発電の設備が全て揃います。
また、HEMSや蓄電池、昇圧機などは必要に合わせて導入を検討しましょう。
このように、太陽光発電に必要な機器はたくさんあります。
しかし、最も費用に関わってくるところは太陽光電池モジュールの枚数です。
トータルでどのくらいの費用になるか気になる方は、ぜひ家づくりのプロに聞いてみましょう。
リアライズでは家づくりに関するどんな小さなお悩み事や相談事でも、ご質問受付・対応しております。
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