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注文住宅での「施主支給」!そのメリットと注意点って?
2024/11/07
注文住宅を検討する際、「施主支給」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
注文住宅で自分のこだわりを反映した家にしたいなら、「施主支給」は魅力的な選択肢の一つです。
しかし、その仕組みやデメリットもきちんと理解しておかなければ、思わぬトラブルに見舞われることもあります。
今回は、施主支給のメリットや注意点などを詳しく解説します。
施主支給とは、家を建てる際に、キッチンや照明など一部の建材や設備を施主自身が用意し、工務店に設置してもらうことを言います。
通常、建築会社が一括で手配するところを、キッチン、照明、ドア、タイルなど、特定の部分を施主が選び購入することができます。
自分で安く購入することで、通常よりもコストを節約できるというメリットもあります。
施主支給のメリットを3つご紹介します。
「施主支給」の最大のメリットは、家づくりで自分の選んだ商品を取り入れることができる点です。
自分の好きな住宅設備やインテリア、例えばメーカーのカタログに載っていないような、個性的なアイテムを選ぶことも可能です。
施主支給を賢く取り入れることで、コストダウンにもつながります。
特に、高級なオーダーメイドキッチンのような特殊な製品を使いたい場合は、インターネットやアウトレットを活用すれば、工務店経由よりも大幅に費用を抑えられる可能性があります。
施主支給なら、海外から取り寄せたこだわりのタイルやおしゃれな照明など、工務店では通常取り扱っていないような個性的なアイテムを取り入れることができます。
そのため、家の中に「自分らしさ」や「特別感」をプラスできる点も大きな魅力です。
施主支給を採用する場合、知っておくべきデメリットや注意点があります。
施主支給はトラブルに繋がる可能性もあります。
例えば、寸法が合わない、欠陥がある、保証が効かないなどのトラブルが発生した場合、工務店が対応することは難しい場合が多いです。
事前に商品のサイズや仕様をしっかりと確認し、問題なく設置できるか確認しましょう。
施主支給の場合、工務店との調整が必要になります。
事前に工務店と綿密な打ち合わせを行い、設置場所や時期、必要な工事などを確認しておくことが大切です。
中には施主支給を受け付けない工務店もあるので、契約前に必ず確認しましょう。
施主支給品は、基本的に工務店の保証対象外となります。
そのため、万が一商品に不具合が生じた場合でも、工務店に修理や交換を依頼することはできません。
商品の保証についても施主自身でメーカーとやりとりをしなければならないため、アフターケアに時間がかかる可能性があります。
施主支給は、自分の理想の住まいを実現してくれる魅力的な選択肢です。
しかし、商品の選定から設置まで、様々な手間やリスクがあります。
工務店と綿密な打ち合わせを行い、事前にしっかりと計画を立てることが大切です。
施主支給について不安な点や疑問がある場合は、注文住宅のプロに相談してみましょう。
リアライズでは家づくりに関するどんな小さなお悩み事や相談事でも、ご質問受付・対応しております。
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