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「珪藻土」は何が良い?自宅に取り入れる注意点も知っておこう
2024/11/16
家の内装は、暮らす人の健康や快適さなど、暮らしの質を大きく左右します。
その中でも、自然素材の「珪藻土」は様々なメリットを持っていることから注目を浴びています。
しかし、珪藻土にはデメリットも存在するため、珪藻土を壁材として使う場合はその特性をしっかりと理解することが重要です。
そこで今回は、珪藻土について詳しく解説します。
珪藻土は、無数の珪藻の殻が堆積してできた天然の鉱物です。
独特の風合いと質感を持ち、自然な色合いが魅力です。
壁材として使われることが多く、インテリアとしても非常に人気が高いです。
塗り方を変えることで様々な表情が楽しめるのも珪藻土の特徴の1つと言えるでしょう。
また、珪藻土は化学物質を含まないため、体に優しく、アレルギーや敏感肌の人にも適しています。
調湿効果が高く、湿気を吸収したり放出したりすることで、室内の快適さを保ってくれます。
珪藻土のメリットを4つ、ご紹介します。
珪藻土は調湿効果があり、湿度が高い時は湿気を吸収し、乾燥している時は湿気を放出します。
室内の湿度を快適な状態に保つことで、カビが発生しにくくなります。
湿度の高い地域に住む方にはぴったりの素材と言えます。
珪藻土には悪臭成分を吸収する特性があり、消臭効果が期待できます。
生活臭やペット、タバコのニオイなどが気になる方にはおすすめです。
珪藻土は、天然の珪藻の化石からできている、自然由来の無機質素材です。
化学物質を含んでいないため、アレルギーの原因になることもありません。
また、燃えにくい素材であり、防火性も高いです。
その他にも、静電気を帯びにくくホコリがつきにくいというメリットもあります。
珪藻土は職人が様々なデザインを作ることができます。
塗り方によって様々な表情を見せてくれるので、個性あるインテリアにすることもできますよ。
続いて、珪藻土のデメリットを3つご紹介します。
珪藻土は天然素材を使用しており、職人の手によって作り上げられるため、一般的なクロスよりも価格が高い傾向にあります。
導入を検討する際は予算を考慮する必要があるでしょう。
珪藻土は多孔質構造であることから、他の壁材よりも傷や汚れがつきやすい性質があります。
小さな子供がいる家庭だと、落書きや手垢などで汚れやすく、こまめなメンテナンスをする必要があります。
珪藻土の施工にはつなぎ材が必要です。
これに使う素材によっては、珪藻土の自然素材のメリットが損なわれることがあります。
例えば、合成樹脂などの化学物質を含むつなぎ材を使用すると、珪藻土本来の調湿性や消臭効果が薄れたり、アレルギーの原因となる可能性があります。
そのため、つなぎ材の選定にも注意を払う必要があります。
珪藻土の壁材は、自然素材ならではの魅力とメリットがあります。
ただし、素材のデメリットも理解した上で採用するかどうかを決める必要もあります。
珪藻土を使うかどうかお悩みの方は、ぜひ注文住宅のプロに相談してみましょう。
プロのアドバイスをもとに、最適な素材を選んでくださいね。
リアライズでは家づくりに関するどんな小さなお悩み事や相談事でも、ご質問受付・対応しております。
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