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家族全員が安心して使うために!スケルトン階段の安全対策
2025/01/19
リビングに階段を設置する場合、スケルトン階段にしておしゃれな雰囲気にしたいと考える方は多いのではないでしょうか。
リビングのスケルトン階段はおしゃれさだけでなく開放感も生まれ、気持ちよく暮らせるリビングになります。
しかし、スケルトンならではの安全対策をしっかりと行わなければなりません。
そこで今回は、スケルトン対策の魅力や安全対策について解説します。
スケルトン階段は、階段の骨組みが見える状態のデザイン階段です。
スケルトン階段を取り入れると、その空間が一気にモダンな雰囲気になります。
また、デザイン性を高めるだけでなく、開放感が生まれて空間が明るくなるのもスケルトンならではの魅力です。
天井が高く感じられてより広々とした印象になるため、リビングダイニングにぴったりと言えるでしょう。
階段下スペースはデスクワークスペースにしたり、観葉植物を飾ったりといった様々な使い方が可能なのも魅力のひとつです。
スケルトン階段はとても魅力的ですが、安全対策は必須です。
蹴込み板がないため隙間から落下する危険性もありますし、下が見えることで上り下りが怖く感じてしまう可能性も高いです。
ここではスケルトン階段を安全に使うための対策を3つご紹介します。
スケルトン階段の手すりは、デザイン性だけでなく、安全性確保においても非常に重要な要素です。
手すりの高さは、一般的に80〜85cmが適切とされています。
材質は、木製、スチール製、ガラス製などがありますが、住宅のインテリアデザインに合わせて選ぶとよいでしょう。
また、手すりのデザインは、縦格子タイプや横桟タイプなどがあり、安全性とデザイン性のバランスを考慮することが大切です。
スケルトン階段の開放感をなるべく損ないたくないという場合は、スチール製の細いパイプを使った手すりなどがおすすめですよ。
小さな子供がいる場合は、転落防止ネットを設置しましょう。
ネットがあれば、子供が転落して怪我をするリスクも大きく軽減できます。
素材は、ナイロンやポリエステルなど丈夫で目立ちにくい素材がおすすめですよ。
また、転落防止ネットはデザイン面での配慮も必要です。
インテリアを損なうことのないよう、透明なネットや階段の色に合わせたネットを選びましょう。
取り外し可能なタイプのものにしておけば、子供が大きくなった際には取り外すことができます。
階段の踏み面に滑り止め加工を施すことは、安全性を確保する上で非常に重要です。
木製の踏み面にはノンスリップ加工を施すことが一般的ですが、滑り止めテープを使用する方法もあります。
滑り止めテープにも種類があるため、透明なものを選べば木目のデザインを損なう心配もありません。
また、自然石やタイルなどを採用する場合は、滑りにくくなるような表面加工を施しましょう。
特に子供は階段を駆け下りたりすることも多いため、滑り止め対策は必須です。
スケルトン階段を採用する場合は、見た目だけでなく安全対策についてもしっかりと考慮することが大切です。
小さな子供の安全性ももちろんですが、将来年を重ねて高齢者となった際の安全についてもイメージしておきましょう。
スケルトン階段を選ぶか悩んでいる方、安全対策をどうすれば良いか悩んでいる方は、家づくりのプロにご相談くださいね。
リアライズでは家づくりに関するどんな小さなお悩み事や相談事でも、ご質問受付・対応しております。
いつでもお気軽にご相談ください!
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