blog
【初心者向けHowガイド】おしゃれな寝室コーディネート紹介|簡単に真似できる理想の寝室の作り方
2025/08/29
寝室は、1日の終わりに心と体を癒す大切な空間です。
「おしゃれな寝室にしたいけど、どこから始めればいいの?」と悩む方は多いはず。
この記事では、初心者でも簡単に真似できる寝室コーディネートの基本と、寝室コーディネートのアイデア例を徹底解説します。
おしゃれな寝室作りは、決して難しいものではありません。
いくつかの基本的な要素を押さえるだけで、空間はぐっと洗練された印象に変わります。
ここでは、コーディネートの土台となる4つの大切な要素をご紹介します。
これからの詳しい解説を理解するための準備運動として、まずは基本をしっかりと学びましょう。
要素 | ポイント | おすすめ例 |
色 | ベース70%、メイン25%、アクセント5% | グレー×ホワイト×差し色 |
素材 | 肌触り・温かみ重視 | リネン、コットン、木材 |
照明 | 間接照明+低色温度ライト | フロアスタンド、テーブルランプ |
家具配置 | 動線確保+低家具で開放感 | ローベッド、サイドテーブル |
寝室の色は「ベース70%、メイン25%、アクセント5%」でまとめるだけで一気におしゃれに見えます!
色は、お部屋の雰囲気を決めるだけでなく、私たちの心にも影響を与える重要な要素です。
特に寝室では、心身をリラックスさせる落ち着いた色を選ぶことが、質の良い睡眠に繋がります。
コーディネートの基本となる、3つのカラーの役割を知ることから始めましょう。
カラーの種類 | 役割の目安 | 具体例 |
ベースカラー | 空間の大部分を占める基本の色 (70%) | 壁、天井、床 |
メインカラー | インテリアの主役となる色 (25%) | カーテン、ベッドカバー、ラグ、大きな家具 |
アクセントカラー | 空間にメリハリをつける差し色 (5%) | クッション、アート、小物、照明器具 |
リネンやコットンなどの肌に優しい天然素材と、木材やウールの温もりを組み合わせることで、心からリラックスできる快適な空間がつくれます!
寝室で過ごす時間の快適さは、インテリアの素材選びに大きく左右されます。
特に、肌に直接触れるベッドリネンや、空間に温かみを与える家具の素材は重要です。
天然素材などをうまく取り入れることで、よりリラックスできる空間になります。
素材の種類 | 主な特徴と効果 | おすすめのアイテム |
リネン | さらりとした肌触りで吸湿・速乾性に優れる。夏に最適。 | ベッドカバー、シーツ、枕カバー |
コットン | 柔らかく通気性が良い。年間を通して使いやすい定番素材。 | ベッドリネン全般、パジャマ |
ウッド(木材) | 自然な温もりがあり、リラックス効果が高い。どんなスタイルにも合わせやすい。 | ベッドフレーム、チェスト、サイドテーブル |
ウール | 保温性が高く、冬に温かい。柔らかな質感が心地よい。 | ブランケット、ラグ |
寝室は一室一灯をやめ、間接照明を組み合わせるとリラックス度が劇的にUPします!
寝室のムードを劇的に変えるのが、照明の力です。
天井の照明一つで部屋全体を煌々と照らすのではなく、複数の光を組み合わせることがポイントです。
壁や天井に光を当てる間接照明を取り入れることで、目に優しい柔らかな光が広がり、安らぎの空間を演出できます。
寝室は、動線を確保し背の低い家具を配置することで、圧迫感を減らし、開放的で快適な空間にできます!
家具の配置は、寝室の使い勝手と見た目の広さに直結します。
ベッドを部屋のどこに置くかを中心に考え、人がスムーズに歩ける「動線」を確保することが大切です。
また、背の低い家具を選ぶなど、圧迫感を生まない工夫をすることで、開放的で心地よい空間が生まれます。
ここからは、具体的なインテリアスタイルを実例とともに見ていきましょう。
「ホテルライク」や「北欧」など、人気のスタイルにはそれぞれ特徴があります。
あなたの「好き」が見つかれば、理想の寝室作りがもっと楽しくなりますよ。
スタイル | 特徴 | 色 | 素材 | 家具 | 照明 |
ホテルライク | 高級感と清潔感があり、非日常を味わえる洗練された空間 | 白、ベージュ、グレー | シルク、コットン、レザー | 高品質なベッド、シンメトリー配置 | 間接照明、スタンドライト |
北欧 | 自然の温もりと機能性を兼ね備えた、明るく居心地のよい空間 | 白、グレー、ペールトーン | 木材、リネン、ウール | シンプルな木製家具、デザインチェア | デザイン性の高い照明、自然光 |
モダン | 直線的で無駄のない、シンプルで都会的な空間 | モノトーン、シルバー | 金属、ガラス、レザー | 直線的なデザインの家具、ローベッド | スタイリッシュなデザイン照明 |
和モダン | 和の落ち着きと洋の快適さが融合した、心安らぐ空間 | 白、生成り、墨色 | 木材、和紙、畳、竹 | ローベッド、座卓、格子デザイン | 行燈風の照明、和紙シェード |
まるで高級ホテルの客室のような、上質で落ち着いた空間がホテルライクスタイルの魅力です。
生活感を感じさせない、すっきりと整頓された美しさがポイントになります。
ベッドリネンは白やグレーで統一し、肌触りの良い上質なものを選びましょう。
ベッドを中心に、サイドテーブルやランプを左右対称に置くと、より整った印象になります。
収納付きの家具を選び、余計なものは見せないようにすることも、このスタイルを成功させるコツです。
明るく、温かみのある雰囲気が人気の北欧スタイルは、リラックスしたい寝室にぴったりです。
白や明るいグレーを基調に、木製の家具でナチュラルな温もりをプラスしましょう。
アクセントとして、植物柄や幾何学模様のクッション、アートなどを加えると、空間が引き締まります。
大きな窓から自然光をたっぷり取り入れたり、デザイン性の高いペンダントライトを吊るしたりするのも素敵です。
直線的なデザインと、モノトーンを基調とした色使いが特徴のモダンスタイル。
シンプルで洗練された、都会的な寝室を作りたい方におすすめです。
家具は光沢のある素材や金属、ガラスなど、シャープな印象のものを選ぶと良いでしょう。
空間が冷たく、殺風景になりすぎないように、観葉植物のグリーンや、素材感のあるラグなどで温かみを加えるのがポイントです。
畳や障子といった和の要素に、現代的なベッドや家具を組み合わせたのが和モダンスタイルです。
背の低いローベッドやローテーブルを選ぶと、天井が高く感じられ、落ち着いた空間になります。
照明は和紙を使ったものや、行燈のようなデザインを選ぶと、柔らかな光が広がり、より一層リラックスできます。
日本人が昔から慣れ親しんだ要素を取り入れることで、心から安らげる寝室が完成します。
人気のスタイルは他にもたくさんあります。
コンクリート打ちっぱなしの壁や、アイアン素材の家具がクールな「インダストリアルスタイル」。
白や淡いベージュ、ペールトーンでまとめた、優しく可愛らしい「韓国風インテリア」。
自分の個性を表現したい方は、こうしたスタイルに挑戦してみるのも楽しいでしょう。
「私の寝室は6畳しかないから、おしゃれなコーディネートは無理…」と諦めていませんか。
実は、部屋の広さよりもレイアウトの工夫次第で、空間の印象は大きく変わります 。
ここでは、限られたスペースを広く快適に見せるための、魔法のようなテクニックをご紹介します。
狭いお部屋では、家具が視線を遮ると、それだけで圧迫感が生まれてしまいます。
ベッドやチェスト、テーブルなどは、できるだけ背の低い「ロータイプ」のものを選びましょう。
目線が低くなることで、天井までの空間が広く感じられ、視線が部屋の奥までスッと抜けるようになります。
これだけで、驚くほど開放的な印象に変わりますよ 。
色は空間の広さの感じ方にも影響します。
白やアイボリー、明るいベージュなどの「膨張色」は、空間を広く見せる効果があります。
壁紙やカーテン、ベッドカバーなどの面積の大きいアイテムにこれらの色を使うのがおすすめです。
さらに、壁に大きな鏡を設置すると、部屋が映り込んで奥行きが生まれ、光も反射して部屋全体が明るく、広く感じられます。
狭い部屋を広く見せる最大のポイントは、床に置くものを極力減らすことです。
収納スペースが足りない場合は、ベッド下のデッドスペースを有効活用できる収納付きベッドが大変便利です。
衣類や季節のものなどをすっきりと隠すことができます。
壁に取り付けるタイプの棚(ウォールシェルフ)なども、床面積を使わずに収納を増やせる優れたアイテムです。
「どの色を組み合わせたらおしゃれになるの?」というのは、多くの人が抱える悩みです。
しかし、基本的なルールさえ知っていれば、色選びは決して難しくありません。
ここでは、誰でもセンス良くまとまるカラーコーディネートの基本をご紹介します。
この法則を使えば、あなたも色使いの達人になれるかもしれません。
インテリアの配色は、大きく分けて3つの役割の色で構成すると、バランス良くまとまります。
その理想的な比率は「ベースカラー:70%」「メインカラー:25%」「アクセントカラー:5%」と言われています。
この黄金比を意識するだけで、ちぐはぐな印象にならず、統一感のあるおしゃれな空間が生まれます。
カラーの種類 | 役割と具体例 |
ベースカラー(70%) | お部屋の基礎となる色。 壁、床、天井など、変更が難しい部分。 |
メインカラー(25%) | お部屋の印象を決める主役の色。 カーテン、ラグ、ソファ、ベッドカバーなど。 |
アクセントカラー(5%) | 空間を引き締める差し色。 クッション、アート、花瓶、照明器具などの小物。 |
それでは、寝室で特に人気の基本色を使った、具体的な配色パターンを見ていきましょう。
同じベースカラーでも、合わせる色によって全く違う雰囲気になるのが、コーディネートの面白いところです。
どんな色とも相性が良いグレーは、寝室にぴったりの万能カラーです。
知的で落ち着いた雰囲気を持ち、都会的で洗練された空間を演出します。
白や黒と合わせてシックなモノトーンスタイルにするのも良いですし、ピンクやブルーなどのペールトーンと合わせれば、柔らかく優しい雰囲気にもなります。
木や土の色を思わせるベージュやブラウンは、私たちに安心感と温もりを与えてくれます。
このアースカラーでまとめた寝室は、リラックス効果が非常に高い空間になります。
同系色の濃淡でグラデーションを作ると、まとまりがありながらも、のっぺりしない奥行きのある印象に。
観葉植物のグリーンをアクセントとして加えると、さらにナチュラルで心地よい雰囲気になります。
白を基調とした寝室は、清潔感にあふれ、空間を明るく広々と見せてくれます。
シンプルでミニマルなスタイルや、可愛らしいフレンチシックなスタイルにも最適なカラーです。
ただし、白一色だと少し寂しく、病院のような印象になってしまうことも。
リネン、ニット、ファーなど、異なる素材感を組み合わせたり、好きな色の小物をアクセントに加えたりして、表情豊かに仕上げましょう。
寝室のコーディネートは、見た目のおしゃれさだけがゴールではありません。
本当に大切なのは、心からリラックスでき、一日の疲れを癒せる空間であることです。
その鍵を握るのが「照明」。
光を上手にコントロールすることで、睡眠の質を高め、QOL(生活の質)そのものを向上させることができます。
日本の住宅では、天井のシーリングライト一つで部屋全体を照らす「一室一灯」が一般的です。
しかし、これでは光が強すぎたり、陰影のない単調な空間になったりしがちです。
ホテルやおしゃれなカフェのように、フロアランプやテーブルランプなど、複数の照明を組み合わせる「レイヤー(層にする)照明」を取り入れてみましょう。
必要な場所だけを優しく照らすことで、空間に奥行きと落ち着きが生まれます。
照明の光には、オレンジがかった温かい色から、青みがかった白い光まで、様々な色味があります。
これを「色温度」といい、実は私たちの体調や気分に大きく影響します。
活動的な昼間は白い光、リラックスしたい夜はオレンジ色の光が適しています。
寝室では、脳を覚醒させてしまう白い光は避け、夕日のような温かい色の光を選ぶことで、体は自然と眠りの準備に入ることができます。
大掛かりな工事は不要です。
置くだけ、挟むだけで、誰でも簡単に間接照明を始めることができます。
照明の種類 | 特徴とおすすめの場所 |
フロアスタンド | 床に直接置くタイプ。ソファやベッドの横に置くと、読書灯としても活躍。 |
テーブルランプ | サイドテーブルやチェストの上に置く小型の照明。手元を照らすのに便利。 |
クリップライト | ベッドのヘッドボードや棚板に挟んで使える。省スペースで手軽。 |
フットライト | 足元を照らす照明。夜中にトイレに行く際も、眩しすぎず安全。 |
ベッド周りのコーディネートに少しこだわるだけで、部屋全体の印象は格段にアップします。
ここでは、憧れのホテルのような、ワンランク上の空間を作るためのアイテムとアイデアをご紹介します。
いつもの寝室を、特別な空間に変身させましょう。
ベッドリネンは、睡眠中の快適さを左右するだけでなく、寝室の印象を決める重要なアイテムです。
デザインだけでなく、肌触りの良い素材にもこだわりましょう。
素材の種類
|
特徴
|
おすすめの季節
|
---|---|---|
コットン
|
吸湿性・通気性に優れ、柔らかい。オールシーズン快適。
|
通年
|
リネン
|
さらりとして丈夫。使うほどに肌に馴染む。熱を逃がしやすい。
|
春・夏
|
シルク
|
なめらかで高級感がある。人の肌に近い成分で、肌に優しい。
|
通年
|
マイクロファイバー
|
暖かく、速乾性がある。冬の定番素材。
|
秋・冬
|
ホテルのベッドが豪華に見える秘密は、クッションやスロー(ベッドの足元にかかっている布)の使い方にあります。
枕の前に、デザインや大きさの違うクッションをいくつか重ねて置くだけで、ベッドに立体感と華やかさが生まれます。
アクセントカラーのクッションを選んだり、ベッドカバーとは違う素材のスローをかけたりして、コーディネートを楽しんでみてください。
ベッドの横にサイドテーブルがあれば、スマートフォンや本、飲み物などを置くことができて非常に便利です。
そこに小さなベッドサイドランプを置けば、寝る前の読書時間に手元を優しく照らしてくれます。
部屋全体の照明を消して、ランプの灯りだけで過ごす時間は、一日の終わりの特別なリラックスタイムになるでしょう。
コンセントやUSBポート付きの機能的なテーブルも人気です。
科学的な根拠とは別に、「運気を上げたい」という気持ちでインテリアを楽しむのも素敵なことです。
ここでは、古くからの知恵である風水の考え方から、寝室に取り入れやすい基本的なポイントをいくつかご紹介します。
心地よい空間作りのヒントとして、気軽に試してみてはいかがでしょうか。
風水では、枕を向ける方角によって得られる運気が変わると言われています。
また、寝室のテーマカラーも運気に影響すると考えられています。
目的・上げたい運気 | おすすめの枕の向き | おすすめの色 |
---|---|---|
健康運・仕事運 | 東 | ブルー、グリーン |
人気運・美容運 | 南 | グリーン、ベージュ |
金運・恋愛運 | 西 | イエロー、ピンク |
安定・信頼 | 北 | ホワイト、アイボリー |
一方で、風水では寝室に置くと運気を下げてしまうとされるものもあります。
心地よい眠りを妨げる可能性のあるものとして、参考にしてみるのも良いでしょう。
おしゃれな寝室のコーディネートについて、基本から応用までご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
大切なのは、基本のルールを知った上で、あなた自身の「好き」という気持ちを大切にすることです。
寝室は、一日の始まりと終わりを迎える特別な場所。
その空間が心からリラックスできるお気に入りの場所になれば、毎日がもっと豊かで素敵なものになるはずです。
さあ、あなたも理想の寝室作りに挑戦してみましょう。
最後に、今日から始められるアクションをチェックリストにまとめました。
一つずつクリアして、あなただけの最高の空間を完成させてください。
寝室は、毎日をリセットし心を癒す大切な場所です。
しかし、心からくつろげる理想の空間づくりは、寝室だけでなく家全体の設計や暮らし方にもつながっています。
私たち REALIZE は、家全体のトータルプランニングを得意としています
土地探しや予算計画、プラン提案、建築家との打ち合わせ、施工、そしてお引渡し後のアフターサポートまで、すべてのステップを一貫してサポート。
完全自由設計だからこそ実現できる、あなたらしい住まい。
実際の施工例を体感できる「完成見学会」も随時開催していますので、ぜひお気軽にご参加ください。
◼️部屋を広く見せたいなら、天井クロスの色選びが重要です。基本の考え方やおすすめカラー例をわかりやすく解説しています。
天井クロスの色で部屋を演出。広く見せるコツとおすすめカラー例。
◼️夫婦それぞれの睡眠スタイルを大切にしたい方におすすめの、新しい寝室スタイル「セパレート寝室」を詳しくご紹介しています。
CONTACT