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どんなに強い家も、「地盤」が弱ければ守れない。〜地盤改良の大切さ〜
2026/01/15

例えるなら、どんなに頑丈で豪華な「100点の椅子」を作ったとしても、それを置く地面が「ふにゃふにゃの泥」や「柔らかいマシュマロ」だったらどうなるでしょうか?
椅子が傾けば、座り心地は最悪ですし、いつか倒れてしまいますよね。 家も同じです。どれだけ精密な許容応力度計算をして、最高水準の耐震性能を持たせても、それを支える地盤が沈んでしまえば、家そのものが傾いてしまうのです。
地盤が弱いことで起こる最も怖い現象が「不同沈下」です。家が均等に沈むのではなく、片方だけが斜めに沈んでいくことを言います。
家がわずかでも傾くと、私たちの暮らしにはこんな影響が出ます。
ドアや窓が開かなくなる、閉まらなくなる
壁紙にひびが入ったり、隙間ができたりする
平衡感覚が狂い、頭痛やめまいなどの健康被害が出る
そして、REALIZEが大切にしている「気密性能(C値)」も、家が歪むことで隙間が生まれ、一気に損なわれてしまいます。
地盤は目に見えません。隣の家が大丈夫だからといって、自分たちの土地が大丈夫とは限らないのが地盤の難しいところです。
だからこそ私たちは、建築を始める前に必ず綿密な地盤調査を行い、その土地の特性を数値化します。
地層の固さは十分か?
将来的に沈むリスクはないか?
調査の結果、少しでも不安がある場合は、杭を打ったり、地盤を固めたりする「地盤改良」を迷わずご提案します。それは、「何十年先も、お客様が安心して眠れる家」であるために、絶対に譲れない工程だからです。
以前お話しした私の失敗談ではありませんが、家づくりを始めたばかりの頃は、ついキッチンや外観などの「目に見える部分」にばかり目が向きがちです。
しかし、本当に大切なのは、住み始めてから一生、お家を足元から支え続けてくれる地盤や基礎、構造といった「見えない部分」です。
地盤改良は、完成すると土の中に隠れてしまい、二度と見ることはできません。しかし、地震が来たとき、台風が来たとき、そして何気ない毎日の中で、家族を支え続けているのは間違いなくこの「足元の強さ」です。
REALIZEでは、こうした「地盤から考える家づくり」の重要性についても、図面や資料を交えて分かりやすく解説しています。
一生の安心を、足元から一緒に考えていきませんか?

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