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【後悔しない家づくり】和室と洋室どっちを選ぶ?それぞれの良さを活かす、おしゃれな空間術
2026/02/27

「和室の落ち着きも欲しいけど、洋室のおしゃれさも捨てがたい…」
新築やリフォームを考えるとき、多くの方がこの悩みに直面するのではないでしょうか。
和室と洋室、それぞれに魅力があるからこそ、どちらか一方を選ぶのは難しい決断です。
この記事は、単に和室と洋室のメリット・デメリットを比較するだけではありません。
両方の良さを取り入れた『第3の選択肢』まで含めて、あなたのライフスタイルに本当に合う空間を見つけるヒントになります。
後悔のない、自分たちらしい理想の住まいを実現するために、ぜひ最後までお読みください。

どちらの部屋タイプがご自身の暮らしに合っているか、簡単な診断でチェックしてみましょう。
以下の項目で、ご自身の考えに近いものを数えてみてください。
| 診断項目 | A | B |
|---|---|---|
| 重視すること | 家族団らんや来客へのおもてなし | 自分の時間やインテリアの統一感 |
| 部屋の使い方 | ひとつの部屋を多目的に使いたい | 部屋ごとに役割を明確に分けたい |
| 子育て環境 | 子どもが安全に遊べるスペースが欲しい | 掃除のしやすさや清潔さを保ちたい |
| インテリア | 自然素材の温もりや落ち着きが好き | 自分の好きなスタイルで自由に飾りたい |
| 過ごし方 | 床に座ったり、寝転んだりして過ごしたい | ソファや椅子に座って過ごすことが多い |
Aが多かった方は和室、Bが多かった方は洋室の良さをより活かせる可能性が高いです。
もちろん、これはあくまで一つの目安です。
ここからは、それぞれのタイプについてより深く掘り下げて解説していきます。
子育て中のご家庭にとって、和室は非常に便利な空間です。
畳はフローリングに比べて柔らかく、クッション性があるため、お子様が転んでも安心です。
また、お昼寝スペースや遊び場として、あるいは来客時には客間として、一つの部屋が様々な役割を果たしてくれます。
忙しい日々を送る共働きのご家庭には、メンテナンスが簡単な洋室がおすすめです。
フローリングは畳に比べて掃除がしやすく、清潔な状態を保ちやすいのが大きなメリットです。
また、インテリアの自由度が高いため、お互いの趣味やライフスタイルを反映させたおしゃれな空間を作りやすいでしょう。
北欧スタイル、モダン、インダストリアルなど、自分の好きなテイストで部屋作りを楽しみたい方には洋室が最適です。
家具の配置に制約が少なく、壁紙や照明で個性を出しやすいため、まさにキャンバスのように空間をデザインできます。
自分だけのこだわりの空間で、日々の暮らしをより豊かに彩ることが可能です。
ご両親やご友人が泊まりに来る機会が多いご家庭では、和室が一つあると非常に重宝します。
普段はリビングの一部や子どもの遊び場として使い、来客時には布団を敷くだけで立派な寝室に早変わりします。
独立した客間を用意するスペースがなくても、和室があれば柔軟におもてなしができます。

和室と洋室、どちらを選ぶべきか判断するために、7つの観点から両者を客観的に比較してみましょう。
それぞれのメリットとデメリットを把握することで、ご自身の価値観に合った選択がしやすくなります。
以下の比較表で、全体像を掴んでみてください。
| 観点 | 和室 | 洋室 |
|---|---|---|
| 1. 暮らしやすさ | ◎ 多機能(居間、寝室、客間など) | ○ 用途が明確で使いやすい |
| 2. メンテナンス | △ 手間がかかる(カビ、ダニ、張替え) | ◎ 掃除がしやすく手軽 |
| 3. 費用 | △ 初期・維持費ともに高め | ○ 比較的安価に抑えやすい |
| 4. インテリア | △ 制約が多い(床座、重い家具NG) | ◎ 自由度が高く、個性を出しやすい |
| 5. 快適性 | ◎ 自然素材でリラックス効果が高い | ○ 気密性・断熱性が高く機能的 |
| 6. 安全性 | ○ クッション性が高く転倒時に安全 | ◎ バリアフリーに対応しやすい |
| 7. 収納力 | ○ 押入れ(奥行きがあり布団向き) | ○ クローゼット(洋服向き) |
和室の最大の魅力は、その汎用性の高さにあります。
昼間はローテーブルを置いてリビングとして、夜は布団を敷いて寝室として、一つの空間が時間帯や用途によって姿を変えます。
一方、洋室はリビング、寝室といった役割が明確で、その用途に特化した家具を置くことで快適な空間を作ります。
和室は、畳や障子、襖など自然素材が多く、手入れに少し手間がかかるのがデメリットです。
畳は湿気に弱く、カビやダニが発生しないよう定期的な換気や掃除が必要です。
その点、洋室のフローリングは掃除機やフロアワイパーで手軽に掃除ができ、メンテナンス性に優れています。
ただし、近年では高機能な畳も登場しています。
和紙を原料とした和紙畳や樹脂製の畳は、カビやダニが発生しにくく、耐久性も高いのが特徴です。
撥水加工が施されたものもあり、和室のメンテナンスに関する悩みは大きく軽減されつつあります。
一般的に、和室は洋室に比べて初期費用が高くなる傾向があります。
畳や襖、障子など、職人の手仕事が必要な部材が多いためです。
また、数年から10年単位で畳の表替えや張替えが必要になるため、維持費も考慮する必要があります。
一方、洋室はフローリングや壁紙など工業製品が多く、コストを抑えやすいのが特徴です。
インテリアの自由度においては、洋室に軍配が上がります。
ベッドやソファ、本棚など重い家具も気兼ねなく置くことができ、様々なスタイルに対応可能です。
和室は畳を傷つけないよう、重い家具の配置には注意が必要で、基本的には床座(ロースタイル)の生活が中心となります。
しかし、この制約が逆にミニマルで洗練された空間を生み出す魅力にも繋がります。
和室のい草の香りには、森林浴と同じようなリラックス効果があると言われています。
また、畳には湿度を調整する機能や、音を吸収する効果もあり、五感で感じる快適性を提供してくれます。
一方、洋室は、気密性や断熱性が高く、エアコン効率が良いなど、機能面での快適性に優れています。
子育ての観点では、それぞれの良さがあります。
和室の畳はクッション性が高いため、お子様が走り回ったり転んだりしても衝撃を和らげてくれます。
一方、洋室は部屋の間に段差が少なく、バリアフリーに対応しやすいのがメリットです。
将来、車椅子での生活になった場合や、お掃除ロボットを使う際にも便利です。
収納スペースにも違いがあります。
和室の押入れは奥行きがあり、来客用の布団一式などを収納するのに適しています。
洋室のクローゼットはハンガーパイプが付いていることが多く、洋服を皺なく収納できるのが特徴です。
ご自身の持ち物の種類や量に合わせて、どちらが使いやすいかを検討すると良いでしょう。

「和室は好きだけど、なんだか古臭いイメージがある…」と感じていませんか。
しかし、少しの工夫で和室は驚くほどモダンでおしゃれな空間に生まれ変わります。
ここでは、伝統的な和室の良さを活かしつつ、現代のライフスタイルにマッチさせるテクニックをご紹介します。
和室の印象を大きく左右するのが「畳」です。
従来の緑色で縁のある畳だけでなく、今は様々な種類の畳が選べます。
特に人気なのが、縁のない正方形の「琉球畳」です。
琉球畳を市松模様に敷き詰めると、光の当たり方で陰影が生まれ、空間にリズムと奥行きが生まれます。
また、カラーバリエーションも豊富で、定番の若草色だけでなく、グレーやベージュ、墨色などを選ぶと、一気に洗練されたモダンな雰囲気になります。
| 畳の種類 | 特徴 | 見た目の印象 |
|---|---|---|
| 縁付き畳 | 伝統的な長方形の畳。縁の色柄で個性を出せる。 | クラシック、伝統的 |
| 琉球畳(縁なし畳) | 正方形で縁がない。市松敷きでモダンな雰囲気に。 | モダン、スタイリッシュ |
| カラー畳 | グレー、ベージュ、ブラウンなど色が豊富。 | 洋風インテリアにも馴染みやすい |
| 和紙畳・樹脂畳 | 耐久性が高く、カビ・ダニに強い。撥水性も。 | 機能的で手入れが楽 |
部屋の雰囲気を手軽に変えたいなら、照明計画を見直すのがおすすめです。
天井に一つだけシーリングライトを設置するのではなく、複数の照明を組み合わせる「一室多灯」を取り入れてみましょう。
例えば、部屋の隅にフロアランプを置いたり、棚の下にLEDテープライトを仕込んだりして、壁や天井を柔らかく照らす間接照明は、空間に陰影と奥行きを与えてくれます。
和紙を使ったペンダントライトやテーブルランプは、和室ならではの温かみとモダンさを両立できるアイテムです。
和室の開放感を活かすためには、家具選びが重要です。
基本は、ソファやテーブル、棚などを背の低い「ロースタイル」で統一することです。
視線が低くなることで天井が高く感じられ、部屋全体が広々と落ち着いた印象になります。
また、木製の家具だけでなく、アイアンの脚を持つテーブルやガラス素材の飾り棚など、異素材をミックスすると、空間が引き締まりモダンな雰囲気が増します。
壁の一面や襖の色を変えるだけで、空間の印象は劇的に変わります。
全面に個性ある壁紙を選ぶのは勇気がいりますが、一面だけなら模様のある壁紙などもチャレンジしやすいでしょう。
落ち着いたグレーや藍色、あるいはモダンな幾何学模様など、アクセントとなる壁紙や襖紙を選ぶことで、メリハリのある個性的な和室を演出できます。

自由度の高さが魅力の洋室ですが、一歩間違えると雑然とした印象になりがちです。
ここでは、洋室のポテンシャルを最大限に引き出し、おしゃれで機能的な空間にするためのアイデアをご紹介します。
ちょっとしたコツで、あなたの部屋がもっと素敵になります。
おしゃれな洋室づくりの第一歩は、空間の「テーマ」を決めることです。
例えば、以下のようなテーマが人気です。
テーマを一つ決めることで、家具やファブリック、小物を選ぶ際の指針ができ、全体に統一感が生まれます。
洋室の照明も、和室と同様に「一室多灯」がおすすめです。
食事や読書、リラックスタイムなど、シーンに合わせて照明を使い分けることで、空間はもっと豊かになります。
例えば、ダイニングテーブルの上にはペンダントライト、ソファの横にはフロアランプ、飾り棚にはスポットライトといった具合に、複数の照明を組み合わせましょう。
調光機能のある照明を選べば、さらに細やかな雰囲気作りが可能です。
殺風景になりがちな壁は、個性を表現する絶好のキャンバスです。
お気に入りのポスターやアートパネルを飾るだけで、部屋の雰囲気がぐっと引き締まります。
また、観葉植物を取り入れるのも効果的です。
グリーンは空間に彩りと生命感を与え、リラックス効果も期待できます。
ハンギングプランターで吊るしたり、シェルフに小さな鉢を並べたりと、飾り方も様々です。

「和室のくつろぎも、洋室の機能性も、どちらも諦めたくない」
そんな方にこそおすすめしたいのが、両方の良いところを融合させた「和モダン」というスタイルです。
和室か洋室かという二者択一ではなく、新しい選択肢として近年非常に人気が高まっています。
ここでは、和モダン空間を実現するための具体的なアイデアをご紹介します。
リビングの一角に、床を一段高くした畳スペースを設ける「小上がり和室」。
この小上がり和室には、おしゃれなだけでなく、暮らしを豊かにするメリットがたくさん詰まっています。
メリット1:空間に立体感が生まれ、ゾーニング効果も
フラットなLDKに小上がりを設けることで、空間に立体的なメリハリが生まれます。
段差があることで、リビングと畳スペースが緩やかに区切られ(ゾーニング)、空間に奥行きが感じられるようになります。
扉や壁で仕切るよりも開放感を保ちつつ、それぞれの空間の役割を分けることができます。
メリット2:段差を活かした大容量の引き出し収納を確保できる
小上がり和室の最大のメリットの一つが、段差部分を有効活用した収納力です。
床下に大容量の引き出し収納を設けることができ、お子様のおもちゃや季節家電、来客用の座布団など、普段使わないものをスッキリと片付けられます。
収納家具を置く必要がなくなるため、部屋を広く使えるのも嬉しいポイントです。
メリット3:腰掛けやすく、家事やPC作業スペースにもなる
小上がりの段差は、ちょうど良い高さのベンチ代わりになります。
ソファに座っている家族と目線を合わせやすく、コミュニケーションが取りやすいのも魅力です。
また、洗濯物を畳んだり、アイロンをかけたりといった家事スペースとして、あるいはちょっとしたパソコン作業をするデスク代わりとしても活躍します。
「小上がり和室を設けるほどではないけれど、和のスペースが欲しい」という方には、「置き畳」がおすすめです。
フローリングの上に置くだけで、手軽に畳コーナーを作ることができます。
軽量で移動も簡単なため、必要な時だけ敷いて、使わない時は立てかけておくことも可能です。
琉球畳タイプやカラー畳などデザインも豊富なので、インテリアに合わせて選べます。
和モダンな空間をおしゃれに仕上げるコツは、「和」と「洋」のバランスです。
どちらかに偏りすぎると、ちぐはぐな印象になってしまいます。
一般的に、「和:洋=3:7」 または 「和:洋=4:6」 くらいの比率でミックスするのがおすすめと言われています。
例えば、ベースはフローリングや洋風の家具で構成し、照明に和紙のペンダントライトを取り入れたり、壁に格子デザインのシェルフを設けたりするなど、和の要素をアクセントとして加えるのが成功しやすい方法です。

ここまで様々な情報をお伝えしてきましたが、最終的に決断するのはあなた自身です。
選択を後悔しないために、最後にいくつかご自身に問いかけてみてください。
このチェックリストが、あなたの考えを整理する手助けになれば幸いです。
| チェック項目 | 具体的な問いかけ |
|---|---|
| 1. 将来のライフステージ | – 10年後、家族構成はどうなっていますか? – 子どもが独立した後、その部屋はどう使いますか? – 親との同居の可能性はありますか? |
| 2. 理想の過ごし方 | – その部屋で、主に誰が、どんなことをして過ごしますか? – 理想の休日の過ごし方を想像してみてください。 – 友人を招いたとき、どんなおもてなしをしたいですか? |
| 3. インテリアとの相性 | – 今持っている家具(ソファ、ベッドなど)は新しい部屋に合いますか? – 憧れのインテリアスタイルはどちらの部屋で実現しやすいですか? – 全体の統一感を損ないませんか? |
家は長く住む場所です。
今の暮らしやすさだけでなく、10年後、20年後の家族の変化を見据えることが大切です。
子どもが成長すれば個室が必要になり、やがて独立して夫婦二人の生活に戻るかもしれません。
そんなライフステージの変化に、柔軟に対応できる間取りかどうかを考えてみましょう。
「ただ何となく和室が欲しい」ではなく、「畳の上で寝転がって本を読みたい」「友人を招いてお茶をしたい」といった具体的なシーンをイメージすることが重要です。
あなたがその部屋でどんな時間を過ごしたいのか、理想の暮らしを鮮明に思い描くことで、自ずと最適な部屋の形が見えてくるはずです。
もし、お気に入りのソファやダイニングセットがあるなら、それらが新しい部屋の雰囲気に合うかどうかも大切なポイントです。
例えば、重厚感のあるアンティーク家具は、やはり洋室の方がしっくりくるでしょう。
逆に、ミニマルなロースタイルの家具なら和室や和モダン空間にぴったりです。
全体の調和を考えて、ちぐはぐな印象にならないように計画しましょう。

今ある和室を洋室や和モダンな空間に変えたい、と考えている方向けに、リフォームに関する実践的な情報をお届けします。
費用相場や工事内容を知ることで、具体的な計画が立てやすくなります。
和室から洋室へのリフォームでは、主に畳からフローリングへの変更、壁や天井のクロス張り替え、押入れからクローゼットへの変更などが主な工事内容となります。
| リフォーム内容 | 費用目安 | 工期目安 |
|---|---|---|
| 畳 → フローリングに変更 | 10万円 ~ 25万円(6畳) | 1日 ~ 3日 |
| 壁・天井のクロス張り替え | 5万円 ~ 10万円(6畳) | 1日 ~ 2日 |
| 押入れ → クローゼットに変更 | 10万円 ~ 30万円 | 2日 ~ 5日 |
| 襖・障子 → 洋風建具(ドア)に変更 | 5万円 ~ 20万円(1箇所) | 1日 ~ 2日 |
| 和室全体を洋室にフルリフォーム | 30万円 ~ 80万円(6畳) | 1週間 ~ 2週間 |
※上記はあくまで一般的な目安であり、使用する建材や工事の規模によって変動します。
また、リフォーム内容によっては、国や自治体の補助金制度を利用できる場合があります。
特に、断熱改修や省エネ性能の高い窓への交換などを同時に行うと、「住宅省エネ2026キャンペーン」などの補助金対象となる可能性があります。
リフォームを検討する際は、施工会社に補助金が利用できるか相談してみることをお勧めします。

和室と洋室、そして両者を融合した和モダン。
それぞれのスタイルには、異なる「良さ」と「おしゃれさ」があります。
そして、こうした空間づくりを理想的に実現したいなら、REALIZE(R-house堺) のように、「建築家とつくる高性能デザイン住宅」を得意とする工務店に相談するのがおすすめです。
REALIZEでは、プロの建築家が家族のライフスタイルや価値観を丁寧にヒアリングし、和の落ち着きとモダンなデザインを調和させた空間提案をします。
また、高気密・高断熱の住宅性能をベースに、一年中快適で省エネな住環境を実現。
機能性・デザイン性・暮らしやすさを兼ね備えた“自分たちらしい住まい”を形にできます。
大切なのは、流行や誰かの意見に流されるのではなく、ご自身や家族が「どんな暮らしをしたいか」を深く考えること。
この記事でご紹介した情報やアイデアが、固定観念にとらわれず、あなたとご家族にとって最高の空間を創造するための一助となれば幸いです。
建築家とともに、和と洋が美しく調和する理想の住まいをデザインしてみませんか?
ぜひモデルハウス見学から、イメージを膨らませて素敵な住まいを実現への一歩を踏み出しましょう。

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