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自宅に地下室を作ろう!メリット・デメリットを紹介します
2024/04/16
家づくりの際、地下室を作りたいと考える方もいるのではないでしょうか。
地下室は、趣味室にしたり物置にしたりと、様々な使い方ができます。
しかし、日の光が入らずジメジメしているといったイメージもありますよね。
実際のところ、確かに日の光が入りにくく風通しもよくないため、湿気が溜まりやすいというデメリットはあります。
では、地下室はどのような使い方をするのが良いのでしょうか?
今回は、地下室を作ることのメリット・デメリットを解説します。
土地は広さに制限があるため、十分な生活空間が作れないこともあります。
狭い土地だと、3階建てにして住空間を確保することもありますよね。
しかし、土地の広さに対して確保できる建物の延床面積は上限が決まっています。
この上限を容積率といい、この容積率が原因で十分な生活空間の確保ができないこともありえるのです。
そんなとき、活用したいのが地下室です。
地下室には容積率の緩和条件があるため、3階建てよりも広い生活空間を確保できるのです。
地下室には、「その建物が住宅として使われており、かつ地階の天井が地面から1m以下の位置にある」という条件を満たせば、延床面積の1/3まで容積率の緩和が適用されます。
地下室をうまく活用することで土地の有効活用ができるので、生活空間を広く確保したいなら地下室の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
地面に囲まれた地下室は、防音性と遮音性に優れています。
ピアノやギター・ドラムなどの楽器演奏が趣味なら、近隣を気にせず演奏することができます。
また、シアタールームとして映画鑑賞をしたい方もいるでしょう。
地下室は、音楽鑑賞や映画鑑賞、楽器演奏などをするのにはぴったりな空間といえます。
その他にも地下室は様々な趣味の部屋としても使えます。
例えば、避難場所としての使用。
地下室は耐震性にも優れているので災害時にも安心です。
また、温度変化が少ないことを利用してワインの保管庫や食料の保管にもうってつけです。
まず、地下室を作る際には高い費用がかかります。
地下室を作る工程は、地面を掘り、鉄筋を配筋し、コンクリートを打設します。
続いて、電気配線工事を行い、防水対策もしなければなりません。
このような工程があるため、工期も長くなりやすく費用も高額になりやすいです。
どのくらいの工期かかるのか、費用がどのくらいかかるのかを事前に確認して検討するようにしましょう。
地下室は地面の下に家を作るので、雨水が入り込みやすくなります。
そのため、大雨の際に地下室が浸水しないようにするためにも、防水対策をしっかりと行わなければなりません。
また、水はけも悪いため、湿気対策も必要です。
しっかりとした対策をしないと、壁紙にカビが発生する可能性があります。
地下室は、生活空間を広げるのに最適な空間です。
趣味の空間や避難場所としても使えるので、コストが合うのであれば地下室を導入するのも良いでしょう。
地下室のある家づくりを検討している方は、一度家のプロにも相談してみてくださいね。
リアライズでは家づくりに関するどんな小さなお悩み事や相談事でも、ご質問受付・対応しております。
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