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コルビュジエの最小限住宅を参考に!狭小住宅でも快適な家づくりを
2024/05/16
最近では狭小住宅を建てる人も増えています。
狭小住宅と聞くと、狭くて住みにくいのでは?と思う人もいるかもしれませんが、実はそんなことはありません。
今回は、「狭小住宅」よりもさらにコンパクトな「最小限住宅」と呼ばれている建築を紹介します。
家をコンパクトにすることで得られるメリットもみていきましょう。
最小限住宅とは、必要最小限の要素だけを取り入れて作られた家のことです。
有名な事例として、「コルビュジエの休暇小屋」がフランスのコート・ダジュール地域にあります。
これは、有名建築家ル・コルビュジエが最後に暮らした約8畳ほどの小さな小屋です。
コルビュジエは亡くなるまでこの家に住み続け、「最高に住み心地が良い」と評価していました。
狭くても住みやすいように様々な工夫が施されています。
例えば、室内は人体寸法と黄金比を巧みに扱って設計し、他にも天井高・家具の配置も徹底的に計算して配置されています。
また、ベッド・椅子の内部に収納スペースをつくり、無駄を一切排除しています。
狭い空間でも合理的に作ることで、住む人にとって「最高に住み心地の良い」家を作ることができるのです。
広い家に憧れる方も多いかもしれませんが、家を広くすることにもデメリットはあります。
リビングが広すぎて持て余したり、滅多に使わない客間・応接間はホコリを被っていたり、使わないけど捨てずに持っているものが収納スペースで眠っていたりと、使わない空間がたくさん発生するのです。
家が広いと掃除も大変ですし、滅多に使わない部屋を掃除するのも時間がもったいなく感じられますよね。
広い家よりも適切な広さで使える家の方が現代には合っているかもしれませんね。
都市部になればなるほど、広い土地を探すのは難しいことです。
そのため、狭小住宅でなければマイホームを手に入れられないという人もいるでしょう。
そんなときは、狭い家で窮屈な思いをして暮らすのではなく、狭小でも快適に暮らせる家づくりを提案してくれるような施工業者を探してみてはいかがでしょうか。
リアライズでは家づくりに関するどんな小さなお悩み事や相談事でも、ご質問受付・対応しております。
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