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家づくりで重要な「動線」。家事動線以外にどんな動線があるの?
2024/11/25
家づくりで大切なのは、そこで生活する人の「動線」を考えた家づくりをすることです。
動線とは家の中で人が移動するルートのことを指し、これを上手に設計することで、日常生活がよりスムーズで快適になります。
特に注目されるのが家事動線ですが、実は他にも動線があるのはご存じでしょうか。
今回は、家事動線以外の動線について解説します。
忙しい朝の時間帯に、洗面所やキッチン、ダイニングが家族で混雑するご家庭は多いのではないでしょうか。
特に小さい子供がいるご家庭だと、子供の身支度のお手伝いもしなければならず、大変ですよね。
家族全員が朝の身支度をスムーズに進めるためにも、最適な動線を考える必要があります。
朝の身支度を効率化するためには、洗面所からクローゼット、または寝室への動線を短くすることがポイントです。
ファミリークローゼットや寝室を洗面所と隣接させることで、家族の朝の準備がスムーズになります。
朝食の準備や片付けがスムーズに行えるようにする必要があります。
例えばキッチンとダイニングを近くするだけでなく、収納スペースを設けて家族の荷物がすぐに片付けられるようにすると、無駄な動きを減らせます。
朝食後にそこから荷物をさっと取り出して出かけられるなど、準備の効率も上がるでしょう。
朝のトイレは混雑しやすいです。
リビングや寝室からのアクセスがしやすい場所にトイレを配置することが理想的です。
家族の人数が多い場合、2つ目のトイレを設置することも検討してみるとよいでしょう。
お客様が訪れた時に通るルートのことを来客動線と言います。
この動線を意識し、プライベートスペースと共有スペースを分けた間取りにすることで、お客様をスムーズに迎えられます。
玄関からリビングまでが長く、複雑な経路になっているとお客様も落ち着きません。
この動線をシンプルにすることで、お客様をスムーズにご案内できます。
玄関にシューズクローク・クローゼットを作ることで、靴や上着をすっきりと収納でき、玄関周りを綺麗に保てます。
日常的に綺麗な状態にできていると、急な来客時に慌てることもありません。
綺麗な玄関だと訪れたお客様も気持ちがよいですよね。
お客様にプライベートスペースが見えないように工夫することは大切です。
例えば寝室や階段へのアクセスがリビングから見えないような間取りにすることで、家族のプライバシーを守ることができます。
動線設計は、その家で暮らす人のライフスタイルに合わせて考えましょう。
例えば小さい子供がいるご家庭なら、子供部屋とリビングの関係性を考える必要があります。
また、日常の動線上に掃除道具や日用品などを収納するスペースを配置すれば、さらに効率よく暮らせるようになるでしょう。
せっかく注文住宅を建てるなら、家事動線だけでなく、朝の身支度での動線や来客の時の動線なども考えたバランスの良い間取りを作りたいものですよね。
暮らしやすい動線を考慮した家づくりがしたいと思ったら、ぜひ家づくりのプロに相談してみてくださいね。
リアライズでは家づくりに関するどんな小さなお悩み事や相談事でも、ご質問受付・対応しております。
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