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デッドスペースに気を付けて!収納の片開き扉の注意点。

2024/12/16

目次

片開き扉ってどういう扉?

片開き扉にデッドスペースができる原因と対策

片開き扉を使うのがおすすめの収納場所

まとめ

収納スペースの扉としてよく使われる扉に「片開き扉」があります。

しかし、この「片開き扉」は、使い方や設置場所によっては「デッドスペース」ができてしまうことはご存じでしょうか。

今回は、片開き扉の特性やデッドスペースができやすいポイント、設置の際の工夫をご紹介します。

片開き扉ってどういう扉?

まずは片開き扉とは何か、特徴についてご紹介します。

また、収納によく使われる扉として「折れ扉」との違いも見ていきましょう。

片開き扉の特徴は?

片開き扉は、扉を一方向に開閉するタイプの扉のことです。

この扉は開閉しやすく、開口部を広く取ることができるため、収納スペースを大きく確保したい場所におすすめの扉です。

開けた時に扉の中を見渡せる点や、物が出し入れしやすい点もメリットです。

折れ扉と片開き扉はどう違うの?

折れ扉は扉を折り畳んで開閉できるタイプの扉です。

狭いスペースでも開閉がスムーズに行えるというメリットがあります。

片開き扉の場合、扉が一方に大きく開き切るので、開ける時に比較的広いスペースが必要になります。

そのため、どちらの収納のタイプにするかは、収納を設置する場所に合わせて最適な形を選択する必要があります。

片開き扉にデッドスペースができる原因と対策

片開き扉はなぜデッドスペースができるの?

デッドスペースができる原因は、扉の開閉方法です。

前方に扉を開ける分のスペースが必要になってくるため、扉の近くに家具などがあると開閉しにくくなって使い勝手が悪くなります。

そのため、扉が開く範囲はデッドスペースになりがちなのです。

また、扉を全開した際に壁に接する部分なども「デッドスペース」となる可能性が高いです。

デッドスペースを防ぐ工夫って?

片開き扉を設置する際には、開くスペースが十分に取れるか、扉が開けたときに干渉しないかを確認しましょう。

片開き扉が壁に接する隅に設置する際や、扉の奥までしっかりと収納を使いたい場合は、「L字型収納」や「U字型収納」を設計することで、スペースの有効活用が可能です。

さらに棚を可動式にすれば、収納するものに合わせて高さを変えられるので、スペースに応じた使い方ができておすすめです。

折れ扉や引き戸を使い分けよう

狭いスペースの収納や物の出し入れが多い場所では、片開き扉よりも折れ扉や引き戸の方がおすすめな場合もあります。

折れ扉や引き戸であれば、扉分のスペースが少なくて済むため、デッドスペースが生まれにくくなります。

ただし、クローゼットの中身が見えにくくなることや開口部が狭くなるといったデメリットもあるので、場所に合わせて使い分けるとよいでしょう。

片開き扉を使うのがおすすめの収納場所

収納場所で片開き扉がおすすめなのは、廊下やリビングのクローゼットのように広いスペースが取れる場所です。

また、扉を全開にしなくても収納物が取り出しやすいように工夫すると、片開き扉でも使い勝手がよくなるでしょう。

棚板の高さを調整する、使用頻度が高いものを手前に配置するなど、使い勝手の良い収納方法を取り入れてみましょう。

まとめ

収納の扉は、扉の形状だけでも収納のしやすさに影響するものです。

片開き扉にすることは、開けた際に内部が一目で見渡せ、収納物を出し入れしやすいというメリットがあります。

しかし、場所によってはデッドスペースができてしまうため、設計時には注意が必要です。

注文住宅の家づくりで収納計画に悩んでいる方は、注文住宅のプロに相談してみてくださいね。

 

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