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どこへ設置したらよい?注文住宅の配電盤。

2024/12/07

目次

いつでもアクセスしやすい場所を

水回りや湿気の多い場所を避ける

安全性も考慮しよう

まとめ

注文住宅を建てる際は、間取りや内装、設備など、色々と決めていくことになります。

その中で見落としがちなのが、配電盤の場所です。

配電盤は電気を各部屋に供給するための設備であり、その設置場所は使い勝手を考慮して決める必要があります。

しかし、日常的に操作が必要となるわけではないため、設置場所についてはあまり考えたことがなかったという方も少なくありません。

そこで今回は、配電盤の設置場所を選ぶ際のポイントについて解説していきます。

いつでもアクセスしやすい場所を

住宅の配電盤は、いざという時に素早く対応できるように、普段からアクセスしやすい場所に設置する必要があります。

例えば、家族が集まるリビングや、人が出入りする玄関のような場所は最適です。

家族が簡単にアクセスでき、万が一の停電時やブレーカーのトラブルが発生した時にも素早く対応できます。

また、各部屋につながる廊下もおすすめです。

水回りや湿気の多い場所を避ける

キッチンや浴室・洗面所など、水回りや湿気の多い場所は避けたほうがよいでしょう。

水回りは湿気が多く、水滴や蒸気が発生しやすい環境です。

万が一配電盤に水が侵入した場合、漏電やショートによる火災、機器の故障につながる可能性もあります。

 

安全性も考慮しよう

配電盤の設置位置を決める際は、安全面についても考慮しましょう。

一般的に、配電盤を設置する高さは最上部が2メートルを超えない位置にすることが推奨されます。

これは、メンテナンスや操作の際に脚立などを使用せずに安全に作業できるようにするためです。

また、女性や子どもが操作することも考えられるため、あまり高い位置に設置するのはおすすめできません。

しかし、粉塵の多い場所などの場合は粉塵が機器内部へ入るのを防ぐため、やや高い位置に設置することが望ましいでしょう。

このように、安全性を確保しつつ、家族全員が操作しやすい高さを選ぶようにしましょう。

 

また、配電盤の周りには十分なスペースを確保し、物などで隠れてしまわないようにするのも大切です。

家具や物などですぐに手が届かない状態になっていると、いざという時に困ってしまうため、注意しておきましょう。

まとめ

注文住宅での家づくりは、間取りやデザインだけでなく、配電盤の設置場所などの細かい部分の検討も必要です。

配電盤の設置場所を誤ると、トラブル時の対応に支障が出る可能性もあるでしょう。

利便性、安全性を考慮して最適な場所を選びましょう。

配電盤の設置場所など家づくりに悩む方は、注文住宅のプロに相談してみてくださいね。

 

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