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玄関の収納力アップ!シューズクロークの設計ポイント
2025/04/07
玄関は家の第一印象を決める重要な空間です。
しかし、靴や傘、アウトドア用品などが散乱しがちな場所でもあります。
特に子どもがいるご家庭なら、子どもの靴や遊び道具が増えてしまい、「収納スペースが足りない」と悩むことも多いでしょう。
そこで役立つのが「シューズクローク」です。
大きさや棚の数などを適切に設計することで、玄関がすっきり片付き、使い勝手も良くなります。
今回は、シューズクロークの設計ポイントについて詳しく解説します。
玄関にシューズクロークを設けることで、次のようなメリットがあります。
シューズクロークの広さは、家族のライフスタイルに応じて決めましょう。
一般的には、1〜2帖の広さが確保できると十分な収納スペースとなるでしょう。
また、間取りに応じた配置を検討するのもポイントです。
出入り口が一箇所だけのウォークインタイプなら、収納量が抜群です。
出入り口が二箇所あるウォークスルータイプなら、シューズクロークを利用した回遊動線にすることが可能です。
シューズクロークには、家族全員の靴をはじめ、傘やレインコート、ベビーカー、アウトドア用品などさまざまなものを収納することになります。
そのため、事前に収納するアイテムを明確にし、それに合わせたスペースを確保することが大切です。
例えば、靴は家族の人数に応じて収納棚を設置し、傘やレインコートはフックや専用の収納スペースを設けると便利です。
また、ベビーカーやアウトドア用品を収納する場合は、広めのスペースがあると必要な時にさっと出し入れしやすい設計になります。
シューズクロークは湿気がこもりやすいため、換気を意識した設計にしましょう。
例えば、換気扇や小窓を設置して空気の流れを作ることで、湿気やニオイを防ぐことができます。
また、すのこを敷いたり、通気性のある収納棚を採用したりすることで、靴や収納アイテムに湿気がこもるのを防ぎ、清潔な環境を維持できます。
シューズクロークの収納棚は、使いやすさを意識して設計することが大切です。
可動式の棚を採用することで、靴のサイズや季節に応じて高さ調整ができ、効率的な収納が可能になります。
例えば、家族全員がスニーカーをよく履く場合は、棚の間隔を狭めて棚をたくさん設置すれば収納量を増やせます。
冬場にブーツを使用する際は、ブーツの高さに合わせて棚の高さを調整し、無駄なスペースを作らない工夫をしましょう。
また、頻繁に履く靴は取り出しやすい位置に配置し、オフシーズンの靴やフォーマルシューズなどは上部の棚や引き出しに収納すると、出し入れの負担が減ります。
さらに、家族それぞれの専用スペースを設けることで、誰の靴がどこにあるのかが一目で分かり、整理整頓がしやすくなりますよ。
また、引き出し式の収納ボックスの活用もおすすめです。
小物類(靴磨きセット、靴ベラ、防水スプレーなど)をまとめて収納でき、すっきりとした空間を維持しやすくなります。
子どもの靴が多い場合は、低い位置にオープンラックを設置しましょう。
子どもが自分で靴を出し入れしやすくなり、片付けの習慣を身に付けられます。
シューズクロークの配置は、玄関からスムーズに靴を履き替えられるように設計することがポイントです。
例えば、出入り口が二箇所あるウォークスルータイプなら、シューズクロークからそのまま室内に入る動線ができるので家族の出入りがスムーズになります。
玄関で混雑しにくくなり、家族全員でお出かけする際などにも便利ですよ。
シューズクロークを適切に設計することで、玄関の収納力が大幅にアップし、使い勝手も向上します。
家族構成やライフスタイルに合わせた収納計画を立てましょう。
どのようなレイアウトが最適か迷ったら、ぜひ注文住宅のプロでにご相談くださいね。
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