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キッチンで快適に作業したい!キッチンの高さはどう決める?
2025/04/10
キッチンは毎日の食事を準備する大切な場所です。
料理をしながら子どもを見守ったり、家族とコミュニケーションを取ったりする機会も多いのではないでしょうか。
これから家を建てるなら、家事がしやすく快適に使えるようなキッチンの設計にしたいものですよね。
そのためのポイントはいくつかありますが、中でも、キッチンの高さは作業のしやすさや体への負担に大きく影響します。
そこで今回は、最適なキッチンの高さと作業の快適性について解説します。
高さの合わないキッチンを使い続けていると、調理中に腰や肩に負担がかかり、長時間の作業が辛くなります。
家族の人数が多いほど、食事の準備や片付けに追われることが多くなりがちなので、少しでも快適に作業できる環境を整えることは大切です。
キッチンをよく使う方の身長に合わせた適切な高さを選ぶことで、日々の調理のしやすさは向上します。
作業効率が上がるだけでなく、長時間の使用による疲労を軽減できるでしょう。
キッチンの高さが低いと、調理中に前かがみの姿勢が増えます。
腰や肩に負担がかかり、毎日の作業がストレスになるでしょう。
特に長時間料理をする人にとっては、少しの差でも大きな違いを感じます。
できるだけ自然な姿勢で作業できる高さを選びましょう。
逆にキッチンが高すぎると、包丁を使うときに腕を不自然に上げる必要があり、腕や肩が疲れやすくなります。
調理器具を持ち上げる動作が増えるため、手や腕に大きな負担がかかります。
長く快適に使えるように、自分に合った高さをしっかりチェックすることが大切です。
キッチンの高さは「身長 ÷ 2 + 5cm」が一般的な基準です。
例えば、身長160cmの人なら、
160cm ÷ 2 + 5cm = 85cm
となり、85cm前後のキッチンが最適な高さとなります。
ただし、使う人の姿勢やキッチンの用途によっては少しの調整が必要な場合もあります。
例えば、子どもと一緒に料理をする家庭であれば、80〜85cm程度の少し低めのキッチンがよいでしょう。
また、腰痛持ちの人が使うのであれば、90cm以上のほうが楽に作業できるかもしれません。
実際にキッチンの前に立ち、自分の使いやすい高さを試しながら決めるのがポイントです。
キッチンは家族みんなが使う場所です。
特に子どもと一緒に料理をする家庭では、子供のための踏み台を用意する、収納の高さを少し低くするなど、家族全員が使いやすいような工夫をしましょう。
また、調理スペースやシンクの高さだけでなく、収納やコンロの位置なども考慮し、快適なキッチン空間を作りましょう。
キッチンの高さは、作業の快適さや体への負担に直結します。
身長に合った高さを選ぶことで、体への負担が減るだけでなく、快適で楽に調理を行えます。
どの高さが最適か迷ったら、ぜひ注文住宅のプロでにご相談くださいね。
リアライズでは家づくりに関するどんな小さなお悩み事や相談事でも、ご質問受付・対応しております。
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