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子供の安全を守る家づくり!転落や衝突防止の対策について

2025/05/07

目次

階段まわりの安全対策

窓まわりの転落防止対策

衝突防止のための間取りの工夫

収納や家具の安全対策

素材選びのポイント

まとめ

家づくりにおいて、ご家族の安全は最も重要な考慮事項の一つです。

特に小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、お子さんの安全確保を何よりも優先するでしょう。

活発で好奇心旺盛なお子さんたちが、家の中で安心して遊び、成長できる空間を作るためには、様々な工夫が必要です。

そこで今回は、子どもの予期せぬ転落や衝突といった事故から守るための具体的な対策についてご紹介します。

階段まわりの安全対策

階段は、住まいの中でも特に事故が起こりやすい場所の一つです。

特に小さな子どもにとっては、階段からの転落は重大な怪我に繋がる可能性があります。

以下のような対策を検討してみましょう。

 

  • 子どもの小さな手でもしっかりと握りやすい高さや形状の手すりを設置する。
  • 足元が滑って転倒するのを防ぐため、踏み板には滑り止め効果のある素材を選ぶ。
  • 子どもの歩幅や脚の長さを考慮し、段板の高さは安全な14cmから16cm程度に設定する。
  • 万が一、転落してしまった際の衝撃を和らげるため、階段下にはクッション性のあるマットなどを敷く。

窓まわりの転落防止対策

2階以上の窓は、子どもの探求心を刺激する一方で、転落事故につながる危険な場所でもあります。

以下の点に注意して設計することで、子どもの安全性を大幅に高めることができます。

 

  • 子どもが窓によじ登る際の足がかりとなるような家具を、窓のすぐ下に置かないようにする。
  • 容易に窓を開けられないよう、チャイルドロック機能が付いた窓を選ぶ。
  • 万が一の転落を防ぐために、窓の外側に安全柵やネットを設置する。
  • 窓が大きく開かないように、開閉幅を制限する専用の器具を取り付ける。

衝突防止のための間取りの工夫

活発な子どもは家の中でも元気に走り回ることが多いものです。

そんな子どもたちが安全に動き回れるように、家づくりには以下の工夫を取り入れましょう。

 

  • 廊下は十分な幅(最低90cm以上推奨)を確保。
  • 角はR処理(丸み)を施す。
  • 衝突しやすい場所にクッション材を設置。
  • 見通しの良い間取り設計にする。

収納や家具の安全対策

家具の転倒は、特に小さな子どもにとって非常に危険な事故につながる可能性があります。

収納計画の初期段階から、以下の安全対策をしっかりと考慮することが重要です。

 

  • 背の高い家具は壁に固定する。
  • 引き出しに飛び出し防止装置を設置。
  • 扉に指はさみ防止機能をつける。
  • 収納は子どもの手の届かない高さに設計。

素材選びのポイント

床や壁に使用する素材を選ぶ際も、子どもの安全性を考慮することが非常に大切です。

以下の点に注意して素材を選びましょう。

 

  • 床材は適度なクッション性のあるものに。
  • 壁材は傷つきにくく、お手入れが簡単なものに。
  • 角部分には衝撃を和らげる素材を使用。
  • 防音性能の高い建材を採用。

まとめ

子どもの安全を考えた家づくりは、決して特別なことではなく、家族みんなが気持ちよく暮らすための基本です。

今回ご紹介した対策は、子どもの成長に合わせて、その都度見直していくことができます。

大切なのは、子どもの目線になって、どんなところに危険があるかを考え、それに合った対策をすることです。

子どもたちが安心して遊び、家族みんなが笑顔で過ごせる家づくりを心がけましょう。

専門家にも相談しながら、あなたの家族にぴったりの安全対策を見つけてくださいね。

 

リアライズでは家づくりに関するどんな小さなお悩み事や相談事でも、ご質問受付・対応しております。

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