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ローンの頭金って必要?頭金の有無で変わる支払い総額とリスク。

2025/07/13

目次

頭金の役割と重要性

頭金の有無によるリスクの違い

まとめ

マイホームの購入を検討する際、住宅ローンの頭金についてどう考えるべきか、悩む方は多いのではないでしょうか。

「できるだけ多く用意すべき」「手元に残したいから頭金なしで」など、様々な意見がありますよね。

子育て費用や将来の教育費、さらには老後の資金計画まで考えると、住宅ローンとどう向き合うかは簡単ではありません。

頭金を多く入れれば月々の返済額は減るものの、その分、手元の資金が減ってしまうというジレンマもあります。

そこで今回は、住宅ローンにおける頭金の役割や、頭金ありとなしでどのようにリスクが変わるのかを詳しく解説します。

頭金の役割と重要性

頭金は、住宅ローンを組む際に借入額を減らすために自己資金として用意するお金のことです。

頭金を用意することで、次のようなメリットがあります。

 

  • 借入額が減り、月々の返済負担が軽くなる
  • 住宅ローンで支払う総額を減らせる
  • 金利の優遇を受けられる可能性がある
  • ローンの審査に通りやすくなる

 

一般的には、住宅価格の20%程度が理想的な頭金と言われていますが、ご自身の状況に合わせて検討することが大切です。

 

頭金の有無によるリスクの違い

頭金の有無は、支払い総額だけでなく、様々なリスクに影響します。

 

返済負担のリスク

頭金なしで住宅ローンを組むと、借りる金額が大きくなるため、当然ながら毎月の返済額も高くなります。

そのため、月々の支払いが家計を圧迫する可能性が出てきます。

もしも収入が減ったり病気や転職などで生活に変化があったりした場合、ローン返済が家計の大きな負担になってしまうリスクが高まるでしょう。

頭金を入れて借入額を抑えることは、日常生活の安定にもつながるのです。

 

金利上昇のリスク

変動金利型のローンを選んだ場合、将来的に金利が上がれば、毎月の返済額が増える恐れがあります。

頭金を用意して借入額を減らしておけば、たとえ金利が多少上がったとしても返済への影響を小さく抑えられるため、金利変動リスクへの備えになります。

また、借入期間が短くなれば、その分金利負担も減らせます。

 

住宅価格下落のリスク

将来的に住宅価格が下がった場合、頭金なしで購入していると、ローン残高が物件価格を上回る「オーバーローン」状態になる可能性があります。

こうなると、家を売却してもローンを完済できず、買い替えや引っ越しが難しくなることも。

頭金をある程度入れておけば、資産価値とローン残高のバランスがとれ、こうしたリスクを軽減できます。

まとめ

頭金の有無は、住宅ローンの総支払額やリスクに大きな影響を与えます。

可能な限り頭金を用意すれば、長期的にはかなりの節約になり、様々なリスクも軽減できます。

しかし、頭金をどのくらい用意するのが最適なのかは、各家庭の状況やライフプランによって異なります。

手元に資金を残しておきたい場合や早く家を買いたい場合は、頭金なしや少額の頭金でローンを組むのも選択肢の一つです。

大切なのは、自分の経済状況や将来の計画をしっかり見据え、長い目で判断することです。

住宅ローンは長期間の付き合いになるので、慎重に検討し、必要であれば専門家のアドバイスを受けましょう。

 

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