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注文住宅で天井を高くする!開放感のある空間づくり
2024/09/07
せっかく注文住宅で家を建てるなら、天井の高い家にしたいという憧れを持っている方も多いのではないでしょうか。
天井が高いとその分、開放感が感じられて気持ちの良い家にすることができます。
しかし、天井を高くすることはメリットばかりとは限りません。
今回は、天井を高くすることで得られるメリットと、天井を高くする場合に注意すべきことについて解説します。
天井が高くなると、その分部屋全体に開放感が生まれます。
圧迫感が少なくなり広々とした印象になるため、リビングやダイニングなどの人が集まる場所におすすめです。
天井を高くすれば、大きな窓の設置も可能になります。
窓が大きければ自然の光が部屋全体を包み込んでくれるため、日中は照明なしでも明るいような空間づくりができます。
電気代の節約にもつながるでしょう。
風通しも良くなるので、夏場でも気持ちの良い風を取り入れることが可能です。
天井を高くすることで、インテリアデザインの自由度を高めることができます。
シャンデリアや大きなペンダントライトを設置したり、大きなアートを飾ったりと、自分のこだわりをつめこんだ空間作りも可能です。
天井高が高い住宅は、一般的に高級感があり、資産価値が高いと評価されることが多いです。
将来家を売却する方向なら、天井の高い家を建てて資産価値を上げるのも良いでしょう。
天井を高くすることは、メリットばかりではありません。
設計時に注意すべきことを4つご紹介します。
天井を高くすると、その分使用する建材の量が増え、施工にコストがかかります。
断熱や防音対策もしなければならず、トータルの建築費用を上げてしまうことにもなります。
暖かい空気は上に行く性質があります。
天井の高い家だと暖気が天井のほうに行ってしまい、部屋全体が暖かくなるのに時間がかかり、エアコン効率が下がってしまうのです。
そのため、適切な暖房器具を選んだり、断熱対策をする必要があります。
天井が高いと、照明器具の交換や天井の掃除をする際に高所作業が必要になります。
場合によっては足場を組まなければならないこともあり、メンテナンスも大変です。
住み始めてからどのようにメンテナンスをするか、家づくりの段階から計画しておくとよいでしょう。
天井が高いと音が反響しやすくなります。
室内に硬い素材を使用していると、会話や音楽が響きすぎることもあるでしょう。
カーテンやカーペットなど吸音効果のあるインテリアを使って、音の反響を和らげる必要があります。
注文住宅なら、通常の住宅よりも天井を高くつくることが可能です。
天井が高くなることでお部屋に開放感が生まれ、快適に暮らせるようになるでしょう。
しかし、施工にかかるコストやエアコン効率、メンテナンスや音の反響など、気をつけなければならない点も多々あります。
注意点も踏まえた上で天井の高い家を建てたいという方は、ぜひ一度住宅のプロに相談してみてくださいね。
リアライズでは家づくりに関するどんな小さなお悩み事や相談事でも、ご質問受付・対応しております。
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