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【設計打ち合わせ2回目】M様邸ー図面の先に、暮らしの気配をたしかめる

2025/09/22

こんにちは。REALIZEです。

この日は、建築家からのはじめてのプラン提示として、
M様に図面と模型を使いながら、全体の構成をご説明しました。

前回のヒアリングでは、
それぞれの暮らし方を丁寧に見つめられているご様子が印象的で、
「誰が・いつ・どんなふうに使うか」まで踏み込まれたご要望を多くいただきました。

その想いを受け止めながら、
ただ条件を満たすだけでなく、暮らしの流れとして自然に感じられるよう、
空間全体を組み立てていったご提案です。



▷模型だから見える、距離と光と動きのこと
家族それぞれの動線が交差する洗面まわり、
視線や生活音への配慮が求められる寝室、
収納と空間のつながりを意識した各所のつくり。

模型で立体的に見ることで、
図面だけでは伝わりづらかった距離感や、
光の入り方、動きのリズムが、よりリアルに共有できる時間となりました。

▷暮らしのまんなかにあるもの
打ち合わせの中で見えてきたのは、
暮らしの中の“気配と距離”に対する、静かな配慮。

「使いやすいこと」だけでなく、
「みんなが心地よく過ごせること」までを思い描いておられることが、
プランのひとつひとつの反応から伝わってきました。

▽図面に描かれた線の向こうに
暮らしのリズムや、時間の流れが、少しずつ輪郭を持ちはじめる。
設計というプロセスが、静かに歩み出したような回でした。
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