【外構打ち合わせ】 W様邸 ─暮らしを受けとめる、外構の打ち合わせ
▷かたちが見えはじめた今、外構を考える
この日は、外構についての最終打ち合わせ。
設計、仕様、照明や内装のすべての打ち合わせを終えたこのタイミングで、
住まいの“外”と“内”のつながりを静かに整えていきます。
現場ではすでに内装工事が進行中。
空間が少しずつ立ち上がってきた今だからこそ、
玄関から見える景色や、庭の植栽の配置が、よりリアルに感じられる時間となりました。
▷住まいに馴染む、さりげない設えを
外構は、主張するものではなく、
暮らしや建物を自然に受けとめる“受け皿”のような存在。
門柱やポスト、照明の配置に至るまで、
住まいと調和するよう、ひとつひとつを確認しながら検討を進めました。
見え方だけでなく、使い方や動線にも目を向ける。
そんなふうにして、住まいの外側にそっと輪郭を描くような、静かな打ち合わせとなりました。
▷全ての打ち合わせを終えて
この日で、すべての打ち合わせが完了。
図面からはじまり、素材、照明、空間の関係性──
たくさんの対話を重ねながら選び取ってきた住まいが、
いよいよその姿を現そうとしています。
次にW様とお会いするのは、すべて完成した後の施主検査の日。
この場所に暮らしが根づいていくまで、あと少しです。