【ショールーム見学】M様邸ー手で触れ、目で確かめる、暮らしの輪郭
この日は、M様とPanasonic、LIXILのショールームへ。
空間の使い方や動線を検討してきたこれまでの打ち合わせとはまた異なり、
“実物”に触れて確かめる、静かで確かな時間です。
▷ 図面で想像していたものを、実寸で確かめる
これまでのお打ち合わせで確認してきたキッチンや洗面の寸法・仕様。
ショールームでは、それを“実際の大きさ”として体感することができます。
キッチンの奥行き、カウンターの高さ、収納の開閉のしやすさ─
図面上で理解していたものが、体を通して立体的に実感されることで、
暮らしのイメージが静かに輪郭を持ちはじめます。
▷ 比べることで、暮らしの感覚が明確になる
たとえば「このメーカーのキッチンは、作業スペースが広めで良さそう」
「洗面のボウルは、この深さのほうが手が洗いやすいかもしれない」など、
同じ目的を持った設備でも、メーカーごとの違いに触れることで
“自分たちに合うかたち”が少しずつ明確になっていきます。
情報として知っていたものが、
“感覚として納得できる選択肢”へと変わっていく時間です。
▷ 暮らしに触れるように、選びとる
ショールームという場所は、製品をただ比較する場ではなく、
毎日手にするもの・視界に入るものとして、
設備のひとつひとつを「暮らしの中の道具」として見つめ直す時間でもあります。
図面で進めてきた計画に、実物の質感やサイズが重なり、
これからの住まいが、少しずつ現実としてかたちを持ちはじめましたね。
ひとつの工程を終え、次の打ち合わせへと進む1日となりました。