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【後悔から学んだ真実】高性能住宅の完成度を決めるのは「換気システム」である理由
2025/12/22

実を言うと、私自身が自分の家を建てた際、換気システムについて深く理解していませんでした。 営業担当者の「第3種換気が一般的ですよ」という言葉を鵜呑みにし、深く考えずに決めてしまったのです。これが、住み始めてからの最大級の後悔ポイントとなりました。
第3種換気は、壁に開いた穴(給気口)から外気をそのまま取り込みます。冬場、せっかく暖房で温めたリビングに、外の凍えるような冷気が容赦なく入ってくるのです。給気口の近くは常にヒヤッとし、断熱性能が高いはずなのに「どこか寒い」家になってしまいました。
温めた空気を外に捨て、冷たい空気をそのまま入れる。これは、「お金を払って温めた空気を、わざわざ外に捨てている」ようなものです。この熱ロスの大きさを、毎月の光熱費を見るたびに痛感することになりました。
お客様には、私と同じ後悔をしてほしくありません。 だからこそ、REALIZEではMAHBEX社の全熱交換型 第1種換気システム「澄家(sumika)」を標準採用しています。
澄家は、捨てる空気から約80%の熱を回収し、新しく取り込む空気に移してから室内に届けます。冬は温かく、夏は涼しい空気が入ってくるため、エアコンの効率が劇的に向上し、光熱費を最小限に抑えます。
多くの換気システムは天井に排気口がありますが、澄家は「床面」にあります。 花粉やハウスダスト、ウイルスなどは重力で床付近(床上30cm)に溜まります。ここはお子様やペットが生活する高さです。澄家はこれらを効率的に吸い上げ、家中を常にクリーンな空気で満たします。
「家を建ててから気づく後悔」は、取り返しのつかないものが多いのが現実です。 特に換気システムは、後から交換することが非常に困難な設備です。
REALIZEでは、私の失敗経験を教訓に、「住んだ後のコスト」と「家族の健康」を両立させるための最善の選択を、最初から標準装備としてご提案しています。
最高の断熱性能を、最高の換気システムで活かしきる。 それが、私たちが考える「本当に良い家」の条件です。

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